「宅配クリーニングって何?」
「たくさんあるけど、どうやって選ぶの?」
など、宅配クリーニングについて疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。便利な宅配クリーニング業者は、近年増加していて迷ってしまいますよね。
自分の目的をはっきりさせることで、費用を抑えることも可能です。
そのときの状況によって、宅配クリーニング業者を使い分けることをおすすめします。
今回は、宅配クリーニングとは何か、選び方や公式ホームページを見るときのチェックポイントなど交えてをご説明していきます。
宅配クリーニングとは
「宅配クリーニング」とは、店舗型クリーニングとは違い、クリーニングに出したい衣類や布団を自宅まで取りに来てくれる便利なサービスです。
クリーニングが終わったら、しっかり自宅まで配送してくれるため、ご自身でわざわざ取りに行く必要はありません。
宅配クリーニングは、家事や育児・仕事に追われてクリーニングに衣類を出したり、取りに行ったりする時間がない多忙な方にぜひおすすめしたいサービスといえます。
宅配クリーニングでは「無料サービス」が多くある
多くの宅配クリーニング業者のサイトを確認してみると、それぞれに「無料」で行ってくれるサービスが充実していることが分かります。
各宅配クリーニング業者によって異なりますが、「シミ抜き」「毛玉とり」「配送料」などのちょっとしたサービスを、無料で行ってくれる宅配クリーニング業者が多くあります。
宅配クリーニングの選び方
料金体系が「コース」なのか「各衣類」なのか
まず、宅配クリーニング業者の「料金体系」について確認しておきましょう。
宅配クリーニングの料金体系は、大きく2つに分けられます。
具体的には、5点までの衣類で7,800円などと「コース料金」になっている業者と、ワイシャツは290円・セーターは590円のように「各衣類」の料金体系になっている業者です。
この二つを比べてみると、
- ワイシャツ5枚を「5点コース」でクリーニングに出した場合…7,800円
- 料金体系が「各衣類」の業者に出した場合…ワイシャツ290円×5枚=1,450円
となり、圧倒的に各衣類の料金体系の業者の方が安くなります。また、冬物ロングコートで比べてみると、
- 冬物のロングコートを5枚を「5点コース」でクリーニングした場合…7,800円
- 料金体系が「各衣類」の業者に出した場合…冬物ロングコート1,900円×5枚=9,500円
となり、今度はコースの料金体系の業者の方が安くなります。
何をクリーニングに出したいのか(目的を定める)
何をクリーニングに出すのかによっても、選ぶべき宅配クリーニング業者は異なってきます。
衣類なら先に述べたように金額で選ぶこともできるでしょう。
しかし、「布団」「ぬいぐるみ」「コスプレ衣装」など、さまざまな物をクリーニングしてくれる業者もあります。
ぬいぐるみのクリーニングは業者によって「大きさの規定」が異なります。「◯◯cm未満のぬいぐるみなら受付可能」のように、大きさによってはクリーニングしてもらえない場合もあるので、注意しておきましょう。
公式ホームページが分かりやすいか
公式ホームページを見たときに、「分かりやすさ」「使いやすさ」を感じられる宅配クリーニング業者を選びましょう。
もしも、クリーニングに出した大切な衣類の紛失トラブルなどに巻き込まれた際の「損害賠償」のことなどがしっかり、見つけやすい場所に書かれている業者なら安心できますよね。
初めて利用する宅配クリーニング業者なら、入念に公式ホームページをチェックしておきましょう。
おすすめの宅配クリーニング3選を紹介
ここからは、おすすめの宅配クリーニング業者をご紹介していきます。
先にご説明した、宅配クリーニング業者を選ぶポイントも意識しながら選ぶことをおすすめします。
① リナビス
「リナビス」は創業60年以上も続く、老舗宅配クリーニング業者です。
リナビスの特徴は下記の通りです。
- 配送料
- 9ヶ月間保管
- シミ抜き
- ボタン修理
- クリーニング相談
- 毛玉取り
- 再仕上げ
- 気持ち
上記8つのサービスを無料で行なってくれます。
また、衣類だけではなく、布団やぬいぐるみ、浴衣といった特殊なものもクリーニングしてくれます。「コンビニ集荷」も行なっているため、ご自宅で集荷を待つ時間がないご多忙の方は、ぜひコンビニ集荷を利用してみましょう。
さらに、多くの宅配クリーニング業者が「乾燥機」を使用して衣類を乾燥させているなか、リナビスでは「自然乾燥」をメインに行なっています。
自然乾燥は、乾燥機内で衣類同士の摩擦を起こさないため、衣類にとって一番負担の少ない乾燥方法です
熟練のクリーニング技士が多く在籍するリナビスは、公式ホームページに従業員の顔を公開されています。宅配クリーニングという、顔の見えない不安を取り除いたリナビスだからこそ、長く続いている老舗宅配クリーニング業者なのではないでしょうか
② ネクシー
「ネクシー」は、実店舗も運営している宅配クリーニング業者です。
ネクシーの特徴は以下の通りです。
ネクシーでは、利用者側とネクシー側での認識相違があった場合、金額の変更を臨機応変に行なってくれます。
例えば、利用者側が「少し丈が長いTシャツ」のつもりでクリーニングに出したのに、ネクシーでは「ワンピース」として判断してしまった場合には、しっかり問い合わせることで金額を変更してくれることがあります。
また、ネクシーでは必ず、全ての衣類の仕上げを「人の手」で行なっています。
機械ではなく、手仕上げをすることでより風合いよく仕上げています。
実店舗の運営も合わせ、80年以上もクリーニングをしてきているネクシーだからこそのサービスですね
③ リネット
「リネット」は、完全会員制の宅配クリーニング業者です。
リネットの特徴は以下脳通りです。
リネットの利用をお考えの方は、断然「プレミアム会員」がおすすめです。何故ならば、通常会員とプレミアム会員で、利用できるサービスに大きな差があるからです。
また、プレミアム会員の最短お届け日が2日に対して、通常会員は7日となっています。
さらに配送料に関しては、プレミアム会員は利用金額3,000円以上で無料ですが、通常会員は利用金額10,000円以上で無料と違いがあります。
プレミアム会員と通常会員のサービスの差が大きいため、リネットを利用する際にはプレミアム会員がおすすめですね
プレミアム会員では「毛、毛玉取りは無料」で行なってくれるのに対し、通常会員はそのサービスが付いていません
宅配クリーニングサイトの見方・チェックポイント
宅配クリーニング業者の公式ホームページを確認するときは、上記のようなポイントに注視しておきましょう。
- 何のサービスを無料で行なってくれるか
- 損害賠償などの記載はあるか
- 集荷キットがあるか
① 何のサービスを無料で行なってくれるか
先にも述べた通り、宅配クリーニング業者によって無料サービスが異なります。自分が望んでいるサービスを無料で行なってくれるのか、依頼をして有料で行なってくれるのかを確認しておきましょう。
「配送料無料」となっていても地域によっては有料になる可能性もある
本記事で紹介した3社も含め、「配送料無料」としている宅配クリーニング業者が多くあります。完全無料のように見えても「北海道・沖縄の一部」など有料になる場合があります。ご自身が住んでいる場所の送料を確かめておくのも大切です。
② 損害賠償などの記載はあるか
公式ホームページに、しっかり損害賠償の記載があるか確認しましょう。万が一、預けた衣類の紛失や破損の被害にあった場合、損害賠償してくれる宅配クリーニング業者なら安心ですよね。
③ 集荷キットがあるか
宅配クリーニングを申し込むと、無料で集荷キットを郵送してくれる業者もあります。しかし、業者によっては有料だったり、集荷キットはなくご自宅にある段ボールで郵送する業者もあるためしっかり確認しておきましょう。
宅配クリーニングの具体的な使い分け方法
これまで、3社の特徴についてご紹介してきました。
このように使い分けると、お得に宅配クリーニングを利用できるでしょう。
また、この3社はすべて「コンビニ集荷」サービスも行なっています。
宅配クリーニングの便利な点として「自宅に集荷・お届けしてくれる」ということが挙げられますが、集荷の時間には家にいなければなりません。
コンビニ集荷サービスを利用することで、24時間好きな時に自宅近くのコンビニに持ち運びが可能です。
多忙な方には非常に良いサービスではないでしょうか。