ハウスクリーニングは自分で対応できることと業者に頼んだ方が良いことがあります。
業者に依頼するハウスクリーニングは、普段の家事の軽減や、大掃除の代行として人気の
一方で、使ってみたいけれど、使い勝手や頼むタイミングがわからないという声が聞かれる
ことも。
ハウスクリーニングについて、自分で対応できる範囲と業者に頼むべきポイントについて
ご紹介します。
この記事の目次
ハウスクリーニングは自分でできることと業者に任せることの線引きを
ハウスクリーニングは、対応箇所が広く個人の感覚によって気になる箇所が異なります。
普段から自分で丁寧に対応していても、完璧に掃除をするのは難しく、生活スタイルによっては普段のクリーニングもなかなか思うようにできないことも。
ハウスクリーニングを自分でする範囲と業者に任せる範囲に線引きして考えることで、家事負担が軽減し、より清潔な住空間を保つことができます。
ハウスクリーニングについて、セルフ対応できることと、プロに任せられることをご紹介します。
ハウスクリーニングで自分でできる部分とできない部分
ハウスクリーニングと一口にいっても幅が広く、掃除すべき箇所も多岐に渡ります。
自分で簡単にケアできる場所もあれば、素人ではちょっと難しい場所も。
ハウスクリーニングで自分でできることと、業者に任せるべきポイントについてみていき
ます。
浴室は軽い汚れなら自分でハウスクリーニングできる
浴室の汚れは、水垢や石鹸・シャンプー滓、加えて皮脂汚れが元となっています。
洗い場や浴槽のパネル部分などは特に汚れやすくカビが発生する場所ですのでしっかりケア
を。
浴室全体をシャワーで濡らしてから、中性洗剤やアルカリ洗剤を使い皮脂汚れ、水垢を汚れを落とします。
化学溶剤が気になる方は重曹水などを使用してもよいでしょう。
洗剤をしっかり洗い流したら、カビ取り剤を使ってしっかりカビを除去。
普段から、お風呂の利用後に浴室全体に熱いお湯をかけ、しっかり乾燥するなどしておくと掃除がラクになります。
長く放置した汚れがある場合や、簡単に落ちない汚れはプロに任せるとしっかりキレなります。
コーティングオプションなどをお願いすると、キレイが長持ちしお手入れが簡単になります。
エアコンは表面的な部分は自分でもハウスクリーニングできます
エアコンのお手入れは自分でできる部分とプロに任せるべき部分があります。
フィルターや吹き出し口、本体カバーは自分でお手入れが可能。
細かい部分は歯ブラシやいらいないタオルを使って丁寧にほこりを落としましょう。
エアコンのお掃除の際は、必ず電源を抜いて行ってください。
エアコン内部、送風ファンや熱交換器の部分のお掃除は分解が必要なため素人が触るのはNGです。
必ず専門業者に依頼しましょう。
エアコン内部を洗浄する目的のスプレーが市販されていますが、素人技では汚れを流し落とす作業が不十分のため却って汚れを付着させる原因となることもあります。
キッチン汚れも程度が軽ければ自分でハウスクリーニングできる
キッチンの汚れは、コンロ周りの油汚れや、蛇口付近の水垢など汚れの種類も様々です。
それぞれの汚れ除去に適した方法でお掃除を。キッチンのお掃除にはセスキ炭酸ソーダ、重曹が使えます。
いずれもドラッグストアや100円ショップで購入でき、自然由来の成分で環境や人体に優しい素材です。
弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダは、コンロ周りの油汚れに有効。
セスキ炭酸ソーダを水に溶かし、キッチンペーパーや入らないタオルに含ませ汚れの箇所にし
ばらく貼り置き、時間をおいて剥がすとキレイになります。
換気扇フィルターや電子レンジの汚れには重曹水を。
セスキ炭酸ソーダや重曹は環境に優しい分、洗浄力の点は強いとはいえません。
ひどい汚れや頑固な曇り汚れは定期的にプロのクリーニングに任せるとすっきりキレイなキッチンに生まれ変わります。
ハウスクリーニングを業者に任せるべきポイント
ハウスクリーニングは自分で行うには限界があります。
ポイントを絞って業者を利用し毎日を快適に過ごしたいもの。
ハウスクリーニングを業者に任せる上でのメリットデメリットと、頼むべきポイントについてご紹介します。
ハウスクリーニングを業者に頼むことのメリット
ハウスクリーニングを業者に頼む大きなメリットは、自分では対応する以上にキレイになること。
業務用の専用溶剤や用具を使用しプロのノウハウで対応しますので、諦めていた汚れも見
違えるようにキレイになります。
また、コーティングオプションなどを利用すれば普段のお掃除がラクになりキレイをキープ。
自分で掃除をする場合は、掃除の準備のために新聞紙をひいたり用具を準備したりという手間がかかりますが業者に頼めば丸ごと任せられるのも魅力です。
ハウスクリーニングを業者に頼むことのデメリット
ハスクリーニングを業者にお願いするデメリットは、料金がかさむ点。
業者によって料金が異なりますので、しっかり見比べ合い見積もりで確認すると安心です。
クリーニング箇所の組み合わせや、定期的な利用で利口に利用できることもあります。
自宅に他人を入れる心理的な負担もデメリットといえます。
大手業者や近隣に窓口を構える業者など信頼のおける店舗に頼むようにしましょう。
ハウスクリーニングを業者に頼むポイント
ハウスクリーニング業者を選ぶ際にはまず、目的別に考えるのがおすすめです。
日々の家事代行として、又は大掃除や単発箇所など特別な掃除を希望するなど。
ライフスタイルに合せたハウスクリーニングサービス業者を選ぶことがポイントです。
ハウスクリーニングを業者に頼むタイミング
ハウスクリーニング業者を利用してみたいけれどそのタイミングがわからないという声が聞かれます。
ハウスクリーニング業者を上手に利用するためのタイミングや方法についてみていき
ます。
仕事の繁忙期など家事負担を軽減したい
普段は自分で家事をしていてもどうしても手が廻らない時期があります。
仕事の繁忙期や、家族の入院、介護といった一時的に余裕がないなど。
そんな時にこそハウスクリーニング業者が便利です。
お部屋の整理整頓やゴミ出しを引き受ける業者や、掃除全般に加え衣類クリーニングまで対応している業者も。
的を絞って依頼できますので、家事負担が軽減できて助かります。
定期的な利用で清潔に保ちたい
ハウスクリーニングが得意ではない方や、恒常的に忙しく掃除を業者に任せたいという場合は定期的な利用がオススメです。
定期利用しながら、季節の変わり目には大掃除を依頼できるので家事ストレスから解放されます。
両親などへのプレゼントとして
高齢世帯での掃除は結構な重労働です。掃除がしたくてもできないということも。そんな両親世代へのプレゼントとしてハウスクリーニング業者に依頼することができます。
手の届かない場所や、普段出来なかった場所の掃除ができ、普段のお手入れもラクになったと喜んで貰えました。
母の日、父の日や敬老の日のプレゼントに喜ばれます。
ハウスクリーニングは自分でできることと、業者に頼むべきことの見極めを
ハウスクリーニングについて、自分でできることと業者に任せるべきことをポイント別に確
認し、ハウスクリーニング業者を利用するタイミングについてもご紹介しました。
・ハウスクリーニングは、ポイントを抑えてこまめなケアを。
・頑固な汚れや、家電クリーニングは業者に依頼するのが安心。
・ハウスクリーニング業者のメリット・デメリットを知って上手な利用を。
ハウスクリーニングは普段のケアは自分でできることもたくさんあります。
ポイントを抑えて日々少しずつお掃除をしておきましょう。
自分ではできない箇所や、頑固な汚れ部分については業者利用がオススメです。
家電内部の汚れについても素人判断をせず、定期的に業者クリーニングを利用すること
で、長くキレイに使用できます。
ハウスクリーニング業者を利用する時は、メリット・デメリットを考慮しライフスタイル
に合った業者、プランを利用しましょう。